matohijuma’s diary

自殺未遂を2回してる実父 脳出血で失語症と高次脳機能障害になってしまったダンナ やばみとススというニックネームの子供がいます

どんなことでも表裏一体

ダンナの持ち物を片付けている
 
倒れてから手を付けられなかったものを
 
片付けている
 
そんな中で出てきたもの
 
 
 
 
 
倒れる前の年かな
 
ダンナの大学病院での検査の予約の用紙が
 
出てきた
 
網膜静脈閉塞症がダンナの病名だったっけ?
 
 
そんな病気で都会の大学病院に通っていた
 
結局治療の半ばで倒れてしまった
 
完治はしてないけど
 
でも脳出血で倒れたのだからそれで目の方は
 
チャラになったのかもしれない
 
今となっては回復したのかもわからない
 
半空間無視になってしまったしね
 
 
 
片付けはあの頃を思い出し
 
元気だった頃のダンナを色濃く思い出し
 
その頃のダンナに出会い
 
自分が果てしなく傷つく
 
そのくり返しの作業
 
 
そしてもうダンナはあたしから
 
はるか遠いところに行ってしまっているのを
 
嫌でも感じてしまう
 
このあたしらが生きている日常生活とは
 
全く無縁の遠い所にいる
 
遠くを見ている
 
 
ガラス玉のような目
 
何も現実を映していないような目
 
 
 
こちらも何かに夢中になっていないと
 
気も狂いそうになってしまうよ
 
だから夢中になって書くしかない作業を
 
続けてているんだよ
 
 
あんたと行ったところを通るたびに
 
曲がり角からあんたがひょっこり顔を出しそうな
 
そんな気持ちになってしまう
 
 
一番最後にあんたと街を歩いたのは
 
いつだったっけね
 
 
でもさ、片付けものをしていると
 
見つけなくても良いものも見つけてしまうんだよな
 
 
労金から多額の金を借りた書類とかさ
 
いったい何に使ったんだよ
 
あたしらの知らないところで何かの目的で
 
あんたは多額のお金を借りていた
 
書類が残っているからそれは紛れもない事実
 
消費者金融から金も借りてたしね
 
 
今元気だったらそんなこと続けていたろうね
 
 
そんな意味じゃそんな体になっていたほうが
 
家庭に迷惑にならなくてよかったのだろうか
 
 
 
どんなことでも表裏一体
 
良いことばかりでもないし
 
思い出もきれいなことばかりではない
 
 
 
 
にしても今日のあたしの視野検査
 
なんか高くないか?
 
緑内障は進行してなくて何よりでした!