なんだかほんとにずいぶん遠くに
流されてきてしまってる
元の場所に戻る術はない
このままここで生きていかなくてはならない
それがとても苦しくて辛くて寂しい
ふとなぜか坂本九さんの
「上を向いて歩こう」の歌が脳裏を過った
あたしも涙がこぼれ落ちないように
上を向いて歩きたい
嫌なことはもう見たくない
悲しいことももういらない
下ばかり向いてないで
上を向いて歩くのがよいね
そしたら心に優しいことがたくさん
降ってくるかもしれない
精神が底の底まで落ちていくと
さだまさしさんの歌に行きつく
あたしがさださんの曲を聞き始めると
相当やばい精神状態まで落ちたんだなあと
家族は思うんだよな
そう言われるしさ
実際そうなんだけどさ
今は「黄昏迄」という曲が頭から離れない
゛年老いたら飽きるほど一緒にいよう゛って
あたしも思っていた時があった
でももう今は,,,
毎日何考えているのかな
あたしらのこと考えるときある?
あってほしいな
あって・・
星は夜空に降り注ぐ
流れ星よ あたしの願いを叶えて!
ダンナよ
あんたの願い事は何?
前の健康な体と頭?
どこかにふらっと行くのが大好きだったね
それが今は行けなくなってしまった
車があってもっと自由に過ごせるのなら
あんたが行ったところ、行きたいところに
連れて行ってあげられるのにね
無力なあたしを許しておくれよね
どこかいつも寂しそうで悲しそうな顔したあんたが
とても愛おしいよ
優しさ満載の人だったよね
周りに優しさをふり巻くのが好きな人だった
今もそうかな
今はもう大人な感じじゃないけどさ
願い事は一生叶わないとか
悲しいことは思いたくない
いつか必ずあたしらにも星は降り注ぐよね
それを信じよう