ダンナは倒れてすぐに運ばれた病院では
退院までずっと首がぐらぐらしてて
首に支えのある車イスを使用してたなあ
そんな状態からリハビリ病院に行って
リハビリして
よくあそこまで回復したと思うよ
そりゃあ後遺症は重い方だけどさ
ずっと鼻から胃にチューブを入れてた
リハビリ病院の時には
食事の時にチューブを入れて
それ以外はチューブは抜いていたけど
食事のたびにチューブをいれるのは
辛かったろうな
胃ろうになるかも、と言われていた
それにならないでよかったけど、
でも胃ろうになっても、あとでそれを
ふさぐことはできると言われたからね
ダンナは若かったから
そこまで回復したのかもしれない
たぶんもっと年をとっていたなら
手術の前に死んでいたかもしれない
実際、ダンナと同じ時間に運ばれた人は
死んでいた人がいたんだよな
ダンナと同じ脳出血の人で・・・
今、この自由に会えないこの時期に
改めてダンナの頑張りを振り返ってみてる
運もあるよ
後遺症は辛いけど、よくここまでこれたよ
今が一番いい状態
時と共に人は老化していくから
今がベストなんだよ
今日より明日の方が衰えているから・・・
時の経過をあまり感じないダンナだから
こんな時にはそれが幸せだなと思えるよ
会いたい
ただそれだけ