あたしは
元々疑い深い性格じゃなかったんだよなあ
でもダンナが倒れて、リハビリ受けたり、
老健に通うようになってから
ものすごく疑い深くなった
人には二面性があるんだなあと
つくづく思うようになった
そりゃあ人なんてそんなものだけど、
それを色濃く感じるようになった
ダンナの事でいい感じだったのは
せいぜいリハビリ病院だけかなあ
あそこのスタッフさんたちには
たくさん励まされたし・・
でもその他の所では
傷つけられることがたくさんあった
スタッフの心ない一言で、どれだけ
傷ついたことか・・
そこにリハビリの、介護の闇を
みたような気がする
でもそこで培われた、
何でも疑ってみるということが
今どれだけ役にたっているのとか
わからんわ
ダンナが倒れたのも、そういうことを
しらしめるためだったのかな、と
プラスに取ればよいのかもしれない
でもあたしはやっぱりダンナと
人生を紡いでいきたかった
そちらの方がなんぼかいいよ
この世界に溢れ続けている文字と
声とメッセージ
真実の言葉だけ聞き分ける力が欲しい
壊れた心で
間違いばかりでどこに向かうのか・・
密室みたいに世界は息苦しい