matohijuma’s diary

自殺未遂を2回してる実父 脳出血で失語症と高次脳機能障害になってしまったダンナ やばみとススというニックネームの子供がいます

ボロ船

後から振り返ってみると

よくこのコロナ禍の中、

生きてきたよなあと思うんだろうなあ

今はその渦中にいるから

あまり感じないのかもしれないけど・・・

歴史の一ページを生きてるよ






父が去り、ダンナも去ってしまったこの家

父は死ぬまでに一度は

ここに帰ってきたいだろうな

死んでから戻って来たって意味はないよね

でも車椅子がないと無理だし、

普段はだいたい寝たきりだからね

パーキンソンで体が硬直してる






ダンナはもう2階のこの部屋に続く階段を

昇って来られないと思う

もう歩けなくなってしまった

階段なんてさらに無理

足の筋力がなくなってしまったから

絶対無理

座りながら昇って来られる昇降機でも

つけない限り無理だろう



結局2人ともうちに戻ることは

かなり大変だと言うことになる

それを思うと絶望感しかなくなるよ




ダンナは、伸縮性のある服しか

もう着られない

伸縮性のない着られない服は

施設の方で捨ててもらった

段ボール一箱は捨てたなあ

それが面会禁止になる直前のこと!

今は服は足りているのだろうか

いろんなことが気になってしまう




元気な頃を知っているから

あちこち動き回っていたのを知っているから

だんだん動けなくなっていく人を見るのが

ほんとに辛いんだよ








YouTubeで、このコロナ禍のせいで

ホームレスになった人と、

ハローワークに通ってる人の特集を見た

どちらも仕事がなかなか見つからない



この時代の闇をいつか

抜けられるのだろうか

いつになったら抜けられるのだろうか


そしてあたしらはどこに向かって

行くのだろうか

このあたしらの乗り組んでるボロ船は

沈むことはないのだろうか


大変気になってる