今日は母の命日
心筋梗塞であちらの世界に行ってしまった
桜の季節
あっという間だったな
最期には立ち会えてない
元々具合いが悪くて、検査入院してた母
その検査中に心筋梗塞の発作が起きて
死亡してしまった
同じ病室の人は、
夜中とか母がものすごく苦しんでいたと
話していた
なんだか納得のいかない最期
病院側は解剖することを勧めてくれたけど、
父がOKしなかった
だよね
父はそういう性格だよね
その病院は
けっこう名の知られた病院だけど
TVにも登場する病院だけど
何人も
はっきりしない理由の死者が出ているので
基本怪しいと思っている
地元ではこの病院に
入院したがらない人が多い
もしかしたら母は病院の手落ちで命を
落としたのではないのかな
その疑惑は消えない
やばみは祖母(マイ母)の命日には
必ず仏壇に手を合わせる
そんなところは律儀だよね
あたしが命日忘れていても
やばみは覚えてる
あたしはめったに仏壇に手を合わせない
気持ちは母親と一緒だからさ
母は仏壇の中にではなくあたしの心の中に
住んでいるから!
墓参りには行くけどさ
そんなところにこだわってもしかたないと
ついつい思ってしまっている
もちろんやばみのやってることは
悪くはないけどさ
でもあれはやらないと落ち着かない、
一種の儀式のようなもの
ススも仏壇には手を合わせない
あの子はあの子なりの思いで
神に祈っているからそれはそれなのだ
人それぞれ
でも思いは同じ
〃みんな違ってみんないい〃なのだ
ごみ屋敷
基本的に寂しいから
部屋を片付けない、
散らかしたいという思いが
発生するそうだけど
それって部屋の物が
溢れかえっている人にも
当てはまることだそう
やばみがまさにそれ
部屋中、物で溢れかえっている
結局大本の欲求が満たされないから
そうなるんだよな
それによって、
自分は散らかして満足するけど
周りに嫌な思いをさせることになる
その寂しさはどうやったら
取っ払われるのだろう
大本の欲求はどうやったら
満たされるのだろう
心の深いところでこじれてしまったことは
そんなに急にはなくならないよ
やばみの場合、父の洗脳の影響もあるから
なかなか改善する問題ではないだろなあ
一生そのままか？
それはそれでしかたのないこと
自分で気づいて改善していかないと
絶対に改善しないのだ
母親のことは
普段はなかなか思い出さない
でも時として、母に会いたいな
いい年こいてるけど
甘えたいなあと思うこともある
あの時言えなかったことも
今なら言える
話せる
ダンナのこと、話してみたいよ
何の返事もいらない
ただ聞いていてほしい
母は最後まであたしとダンナの結婚に
反対の姿勢を示していたけど
でもそれはそれだよね
今生きていて、この状態のあたしを見たら
なんて言うかな？
〃だから
結婚しない方がよかったんだよ〃と
言うかな？
でもあたしらよく頑張ってきたよね
それだけは褒めてね
自分も子供の母親ではあるけど
時として子供の頃に戻りたい
そんな日があってもいい
