分断されたこの世界
元のようになることはないのだろうか
分断されたことにも気づかない人も
たくさんいるのかもなあ
こんなに言論統制が厳しいことなんて
あたしが今まで生きてきた中でなかった
ほんとに戦時中みたい
戦時中はこんな感じだったんだろうなあ
この言論統制にも気づかない人も
たくさんいるんだろう
そしてなんだか自分に不都合なことが
起きるたびに、ま、いっか、
いつかなんとかなるんじゃね?、
楽しいことやってれば
いつかなんとかなってる、と
声もあげずに
問題を先送りにしてきたから
こんな風になってしまったんだよ
目を向けてこなかった民も悪い
あたしもその中の一人だ
黙想してるときに思うのは、
今now現在、悪いことを企んでる人が
もしいるとしたなら、
あなたたちのものは取り上げないから
もう悪巧みはやめてね、と言うこと
誰をも憎まない世界は理想だけど、
そんなこと無理
やな奴は憎みたくなる
でも人は皆
誰かに愛されて生まれてきたのじゃ
ないのかな
こちらからしたらそんな憎たらしい奴も
その人の誕生を待ち望んでいた人も
親もいたんじゃないのかな
そう思うと少し憎しみも和らぐ気も
するんだよ
少しだけな
朝という字は、十月十日と書く
十月十日で人は産まれてくると
言われているよね
希望の朝のイメージだね
人の、生命の誕生とは
基本的に
そんなめでたい、
希望の光なのではないのだろうか
それが運命の糸が
絡み合い、もつれ合い・・
希望も絶望も表裏一体なのでは
ないだろうかね