matohijuma’s diary

自殺未遂を2回してる実父 脳出血で失語症と高次脳機能障害になってしまったダンナ やばみとススというニックネームの子供がいます

本音の本音


ダンナは倒れて病院に運びこまれて

術後ずっと経管栄養だった

リハビリ病院でもそう

普段は外していて、食事の時に

また管を入れる、というめんどいことを

繰りかえしていた


よく耐えたよな

あたしなら耐えきれない



胃ろうも勧められたけど

可能性があるならなんとしてでも

最終的には口から

食べてもらいたかった



胃ろうにしても元に戻せると言われたけど

それにはそれなりの

デメリットもあると聞いたし・・



結果、ダンナは口から食事が

出来るようになった

誤嚥で大変なことになったりした事も

あるけど・・




ダンナが、あたしらが、人間らしい幸せを

保っていられたのは

リハビリ病院までかもしれない

あの頃のダンナはまだ生き生きしていた

自分が治ると思ったのかもしれない

あたしらもまだ、

前のダンナに戻って普通の暮らしが

出来ると思っていたから・・




お世話になっていてこんなことを

言うのもなんだが、

施設に入れたら

もうそれで終わりなんだなと思う

入所した段階でもう終わり



どんどん体も頭も退化していく

リハビリ的な体操みたいなのはあるけど

それは入所者の介護度が上がって

介護する人が困らないようにするために

やるものだからね



だからもう施設に預けた時点で

あたしらは悪魔に魂要り渡したと同じ

なんだろうな

介護放棄

ダンナの回復したかもしれない可能性を

見捨てたのだ

それと一緒



でもそれも致し方ないと思う

父の問題があった事もでかい

ダンナがそうなった頃、

父も再度の自殺未遂やらなんやらで

もうこちらも疲れ果てていた


それは言い訳と聞こえるんだろうな

でもしかたない

あのままならほんとに一家心中していたはず

施設という選択肢しかなかった



あたしらには相談する人も

助けてくれる人も身内にいなくて

行政しかその行き先がなかったことが

最大の不幸だったんだよな



行政なんてまともに手助けなんて

してくれないからね


ホントに相手を思うのなら

施設入所は

ギリのギリまで引き延ばした方がいい


これが本音の本音


ダンナ、ごめんよ