matohijuma’s diary

自殺未遂を2回してる実父 脳出血で失語症と高次脳機能障害になってしまったダンナ やばみとススというニックネームの子供がいます

そんなことは誰にも言えない


地元の自治体のワクちゃん予約、

近所のお年寄りが

5時間電話なりWebなりしても繋がらず、

あきらめモードになっていた

どこもみんなこんな感じなのかな



地元は直接、

病院への予約は出来ないみたいだし、

これじゃあ誰かさんが掲げてる、

高齢者のアレが7月に終了なんて、

まず無理なのでは?

地元だけこんなに遅いのか?











今、ダンナの次兄が生きていてくれたら、

ダンナの次姉が生きていてくれたら、

あたしらにとって、

こんなに力強いことはなかったと思う

あたしらの苦しみもきっと

半分になったと思う


どちらもめちゃくちゃ優しい人だった





ダンナの次姉はシングルだったので、

同じくシングルのダンナの長兄と

一緒に暮らしていて、

父親の面倒を看ていた



長兄が外出から帰ってきて、

次姉が倒れているのを見つけた

直接の死因は心筋梗塞

介護疲れだった

前から脳腫瘍を患ってはいたけど・・



お葬式の時の長兄の憔悴ぶりが

半端なかった

同居の父親は、自分の娘の死を

よく理解してなかった

90代で認知症だったから・・








次兄は寿司屋を経営していた

何度かダンナと訪れたこじんまりした店

でも、お店は繁盛してなかった



資金繰りに困った次兄は

最終的に自殺を選んだ

誰にも、家族にも告げす・・



いや、自殺決行の朝、

一度長兄に電話をしているのだけど

長兄が電話に出なかった

そのことをずっと長い間、

長兄は悔やんでいたと

ダンナに聞いたことがある

電話に出たなら、

次兄の運命は変わったのだろうか

自死などしなかったのだろうか






次兄が選んだ死に場所は、

高層マンションの屋上

そこから身を踊らせた


今ならたぶん屋上になど出られないように

なっているのだろうかね


でもその当時は、というか、

たまたまそのマンションは屋上まで

容易に行けてしまったのか・・・





その知らせを電話で聞いたときの衝撃は

すごかった

途中で手から力が抜けてしまって

受話器を落とした気がする




お葬式で

次兄の家族が取り乱しているのを見た

突然家族を失った人って、

こんな風に取り乱すのかあと

なんだか冷静に見ている自分がいた



でも衝撃はそのあとにきた

棺に花を手向けるときに見た次兄の体

ものすごく薄い


しかもいくつかに別れている

飛び降りの衝撃で、飛び散ったということ?

顔らしき部分は物凄く包帯がぐるぐる巻き


一緒に葬儀に参列したススは

この時高校生だったが

今もこの時の事を思い出すとゾッとすると

言ってる

あたしも‼️




言葉もなかった

基本、見たくはなかった


飛び降りなんてするもんじゃない

というか、自殺なんてするもんじゃない、と

心から思った何年か後に

まさか父の自殺未遂に巻き込まれるとは

この時は想像もしなかった






しかし、人が生きるとはなんだろう

死ぬとはなんだろう


天涯孤独ならばまだともかく、

家族がいるのに命をたつのは

残された家族に

どれだけの負担を強いるのだろう


でも生きる苦しさが頂点に達したら

それでも生きろとか、

そんなこと、

誰にも言えないのではないのだろうかとも

思えたりもする


人生生きてると、いろんな事が

ほんとにあるんだなとつくづく思った